まだまだ株価は上がる

株価へのアベノミクス効果がひと段落しました。
2015年の5月〜7月にかけて、日経平均株価は20,000円〜21,000円の水準で安定して上にも下にも行かない状態になりました。
株で儲かる時期は終わったのか・・・。
しばらく様子見かなと思った投資家も多かったと思います。

 

そこへ来て2015年夏の中国初の世界同時株安が起こりました。
中国が相次いで人民元の切り下げを行ったからです。
これが各国投資家の「やはり中国の景気は悪いのでは」という心理に拍車をかけ、株が売られるようになったのです。
というのも、もはや中国はGDP世界第2位の大国です。
世界各国と経済的な結びつきが大きく、各国のお客さんになっているからです。
そして日本もご多分に漏れず、日経平均株価は4,000円近くも落ち込み、17,000円ほどまで下落してしまいました。

 

もう株価は上がらないのかなと思われていた矢先の、世界同時株安。
1,2年は株から手を引かなければいけないかと、投資家たちはあきらめムードになっていたようです。


世界同時株安からの回復

ところが10月から11月にかけて株価は回復してきました。
11月頭には日経平均株価は19000円を超えてきました。
大幅な株価の暴落があったときは、底を打つまで約1か月半かかると専門家は言っていましたが、計算は合います。
今回の世界同時株安は、不安心理によってもたらされたものですから、実体経済に変化がないとわかれば、元に戻るように動いたということのようです。

 

上昇局面に転じたわけですから、もみ合い展開で儲ける事の出来ないと思われていた日本株ですが、儲けられる局面に入ることが出来たのです。
たとえまたしばらく日経平均が21,000円を超えることが出来なかったとしても、そこに行くまでは上昇が続くわけですから、儲けられる局面は継続します。
日本株で儲けられる時期はまだ終わっていないのです。
決して乗り遅れてはいません。


株価上昇に拍車をかけた郵政株

実はこの世界同時株安からの回復は、自律反発だけではないようです。
自律反発とは、株価が大きく下げ過ぎた時に、市場心理が実態と離れすぎているなと感じて、株価が自然と元に戻っていくことを言います。
今回の世界同時株安は、不安心理によって引き起こされ、実体経済は変わらないと確認されて戻りに転じましたので、自律反発になります。

 

ところが、今回は株価の回復に拍車をかけてくれた存在があります。
自律反発以外に。
それが「郵政株の大型上場」です。
郵政株とは、「日本郵政」とその傘下の「ゆうちょ銀行」、「かんぽ生命保険」の3社の事です。
これまで郵政は民営化されたものの、株式上場はしていませんでした。
しかし今回、この3社が東京証券取引所に上場することになったのです。
ちょうど、NTTやJRが上場した時と同じような状況です。
このような大型上場は20年に1度くらいしかないので、大きな注目を集める事となりました。
株に注目が集まる事になったのです。

 

それに新規上場株(IPO銘柄という)は、たいていは上場してからしばらくは上昇し続けます。
IPO銘柄の9割ほどは売り出し価格より上昇します。
つまり、かなりの確率で手堅く儲けられることが出来るのです。
ちなみにこのIPO銘柄の売買だけしかしない投資家もいます。
そのようなトレードを行って稼いでいる芸人さんも番組で紹介されていました。

 

つまり、これほどの大型株、しかも3社も同時となると、儲けられるチャンスなのではないかと、再度株式市場に注目が集まるようになったのです。
一度株から資金を引き揚げた投資家だけでなく、株をやったことがない人まで郵政株を買おうとしました。
個人投資家を中心に買い注文が集まったそうです。
この現象が、世界同時株安からの回復を促す一因となっているのです。

 

ちなみに郵政を国営から民営化したのは10年前、有名な小泉政権でしたね。
それからはしばらく、民営化されたのに国有という少しおかしな状況が続いたのです。
これを解消するために、株式上場をして郵政を投資家のものとしました。
企業を投資家のものにすると、効率化を要求されますから、無駄を省かれたり利益追求を求められたりしますので、企業としては成長を促されるわけです。
狙いはそこでした。


郵政株はどれくらいにぎわっているか

では郵貯株は実際どれくらい買われたのでしょうか。
日本郵政は売り出し価格が1400円でしたが、終値は1760円まで上昇しました。
ゆうちょ銀行も売り出し価格が1450円で、終値は1671円と15%上昇しました。
一番値上がったのはかんぽ生命で、売り出し価格は2200円でしたが、一時ストップ高まで上昇し、終値は3430円と56%も上昇したのです。
郵政株は予想通り、初日から活況となりました。

 

この上昇幅の根拠は、配当利回りが高さにあります。
つまりいくらで株を買うといくらの配当のリターンがあるかという率です。
貯金で言うところの利率です。
この配当利回りの高さが評価されました。

 

では、今から郵政株を買うのは出遅れなのでしょうか。
初心者が買ってもいいものなのでしょうか。
それとは別に、初心者が買うべき銘柄はあるのでしょうか。
このサイトでは、郵政株を含めた初心者の銘柄選びをサポートしたいと思います。


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